■デビューしてから3年、直営店をオープンするということで、今のお気持ちはいかがですか?
単純に嬉しい気持ちと、不安もあります。ブランドを始めてようやく3年経って、また新しいスタートがきれると改めて思いました。
■ショップのコンセプトについて教えて下さい。
ビジュアルコンセプトでいうと、自分がロンドンから帰ってきて一番はじめに住んでた部屋をイメージしました。黒いハンガーラックや、鹿のシャンデリアなどのものを飾ったりだとか無機質なイメージで。背丈にあっているというか、ここ(直営店)からスタートするので、自分がいちばん最初に帰ってきた場所(ロエベバッグコピー部屋)からまたスタートしたいという想いがありました。
■ロンドンでの生活は今バレンシアガスーパーコピーでも大きな経験として残っているのでしょうか。
そうですね。やっぱり僕のキャリアというのは、(ロンドンに行く前に)日本で働きはしたものの、正確に始まったのはロンドンだったと思うんです。そういう意味では大きいですね。
■今回、オープンの場所に「原宿」を選んだ理由について教えて下さい。
裏原宿に思い出があり、僕自身も10代・20代のときにだったり、いろんな裏原の影響をうけてきた人間なので。今の原宿は空き家も多いですし、元気が足りないと聞いたりもします。あの時代をもう一度復活したいとうか 。ちょっと手助けができたらいいな、というところからですね。
■日本でも海外でも「原宿」は有名な場所ですよね。今の原宿についてどう思いますか?
どちらかというと「カワイイ」という文化はすごく出ていますね。そんなに大層なものではないのですが、もう一度を起こせたらなと。やっぱり僕自身も、若い時に一時期の裏原じゃないですけどストリートでちょっとしたムーブメントを皆でつくれたということもあったり。そのときの僕や仲間は何もできなかったので、何もできないままやってきてしまった後悔の念も原宿にはあるんです。そういった意味を込めて、またここからスタートしたいなと思いました。
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